アレックスは始祖鳥がモチーフとされた台である。
始祖鳥とは、鳥の祖先と言われるジュラ紀の生物である。
それ故、始祖鳥がモチーフとなったアレックスは、
ジュラ紀から蘇った原始的パチスロ機ということである。
太古の古き時代から始祖鳥が蘇ったのだ…
パネルも正に古代的。
ブランク図柄も化石という作りこみ。
果たしてぶどうもジュラ紀から存在していたのかは不明であるが…
昨今のA+RT機ではなく、純粋なAタイプ。
パチスロの1号機と呼ばれる機種もAタイプから。
それ故、始祖鳥の名に恥じない、
古代的パチスロ、それがアレックスである。
初打ちの時には羽が揃ってVフラ。
「アレックスマジちょれー!」
そんなことを思いながらボーナス図柄は揃わない。
台横の冊子を見ると、ただのフラッシュ演出だけだったと知った時は愕然としたものだ。
どうやらちょろかったのは打ち手の方であったようだ。
この打ち手を馬鹿にするVフラは四号機時代からあった。
それを貫き通す開発の姿勢…
さながら、五号機アレックスの始祖となった四号機の演出も踏襲しているというのだから、
コンセプトを曲げないその開発体制には感服するばかりである。
ジュラ紀の始祖鳥とご対面
御託はさておき、アレックス実戦である。
3月になってからちょこっとだけ打つアレックスであったが、
最後の実戦から設定が入らなくなっていたようだ。
が、今回は「2026G BIG9 REG8」
という設定6を超越したアレックスが空き台となっていた。
これは高設定の期待が高まるというもの。
早速実戦開始である。
初っ端から始祖鳥の羽ばたきを見せる
初当たりは早く、投資2k、63GでBIG。
珍しい早い当たりに安堵していると、そこから…
54G、23G、57G、9Gと全てBIGという会心の一撃を見せ、
都合BIG5連で出玉の砦を築く。
今までのアレックス実戦ではなかった出玉の波…
上がり続ける合算…
もしかしたら5000枚overも夢ではない展開だ…
さぁ、見せてもらおうか!
始祖鳥の如き羽ばたきを!
始祖鳥、息切れす
その後は粛々と、223G BIG、368G BIGと出玉を減らしていく展開に…
始祖鳥はどうやら息切れのようだ。
追い打ちをかけるように、74G、93G、46Gと連荘するも、全てREG。
始祖鳥はどうやら休憩中みたいだ。
そして追い打ちはまだ続く…
329G BIG、147G REG、242G REG、285G BIGと序盤で気づいた砦達が崩れていく…
正にジュラ紀の終わりを表しているようだった…
近代的なホールに足を運んでいるにも拘わらず、
さながら時代の変わり目を生きているという感覚に陥る。
しかし、羽はいい。
かれこれずーっと、1/13を切っているのだ。
アレックスの羽確率は、設定1と6で1/13.7と1/12.6とほとんど差はないのだが、
今までのアレックス実戦では考えられないくらいいい確率。
それすなわち、高設定の目がまだあるということ…
アレックスで唯一信ずるは羽根確率
そう、始祖鳥は羽ばたくのだ…
終わりかけのジュラ紀から不死鳥の如く蘇るのだ…!
おっと失礼。
原始人の顔が映りこんでしまったようだ…
26G、32Gと立て続けにBIGを引き、一撃で900枚overの出玉を得てしまった。
正に始祖鳥の羽ばたきの如く出玉も蘇る。
因みにVフラは、始祖鳥が羽ばたいた姿がモチーフみたい。
まあパネルに書かれてる始祖鳥の図柄をイメージしてるってことよね。
さて、ここで盛り返したと思いきや、
次なる当たりは371G BIG。
そこから146、201でREGを引き、また先ほどの出玉がどんどん減っていくではないか…
一応設定2以上確定のJAC役も引いていたため、高設定の可能性は揺るぎないと思っていた。
が、その後はパッとしない展開が続き、ついぞ閉店が近くなったきたため終了となった。
実践結果!
以下実戦データである。
63G BIG(投資2k)
54G BIG
23G BIG
57G BIG
9G BIG
223G REG
368G REG
74G REG
93G REG
46G REG
329G BIG
147G REG
242G REG
285G BIG
26G BIG
32G BIG
371G BIG
146G REG
201G REG
60G REG
327G BIG
57G REG
17G REG
46G BIG
140G BIG
271G REG
199G 辞め
★回転数:3910
★BIG確率:1/261(15回)
★REG確率:1/355(11回)
★合算:1/150(26回)
★羽:1/12.4(314個)
★投資:100枚
★回収:1134枚
★差枚:+1034枚
お気づきだろうか?
箱の位置が変わってないことに…?
約4000回転近く回したが、結局序盤のピークを大して超えることができず、
なんとも伸ばしきれない結果に…
ただ、羽の確率はぶっちぎりだったため流石に上はあると思いたい…
個人の結果としては、合算はちと弱いが、
前任者と合わせると全然6がある感じである。
いやーしかしアレックスのリーチ目はホント分かんないっす笑
制御役っていうものがあって、
普段ハズレ目でも止まる出目がフラッシュや予告音が絡むことで条件付きではあるが、
ボーナス確定になったり…
告知を2回出してしまい、リーチ目に全く気付けなかったという失態を犯すも、
リーチ目が分かんないAタイプ程面白いのは私だけであろうか…?
色々と模索しながらこれがリーチ目なんじゃないか…?
と考えたりするのが面白い。
アレックス自体大して打ち込んでいない機種だったため、
この機会に多く打つことができて満足である。
設定2以上確定のJAC役を2回引いてるため、ほぼ2 or 6であるが、
流石に6だろ…と思いたい。
たまにこうやって高設定をツモれれば言うことなしである…
次回はディスクアップ実戦報告の予定さ!