「やたらハマる」
「高設定っぽかったのに終わってみればグラフが富士山」
「設定1よりも悪い確率で実戦終了」
パチスロ、パチンコではそんな話が多いですよね。
むしろ、誰しもが経験したことはあると思う。
日本にパチンコ・パチスロ台が何万台と存在しているが、理不尽な出来事というのは常日頃発生している。
ここで疑いたくなるのは遠隔であろう。
普通に打っていてあり得ないことがあれば、疑われても仕方がなかろう。
しかし、個人的には遠隔はほぼ存在しないという持論だ。
遠隔については、以前記事を作っているので、興味がある方は見てほしい。
となると、何故このような現象が日夜起こっているのかということだ。
この疑問をIT屋の私が本気で考えてみた記事である。
多分、割かしいい線いってると思うので、是非最後まで読んでもらいたい。
調子の良い台と悪い台はオカルトじゃない?!
私の友人の中に、ハナプロがいる。
学生時代からハナハナをひたすら打ち、学校の学費や生活費をハナハナから捻出したという猛者だ。
その友人がオカルトともとれる言葉を放ったのは意外であった。
「低設定でも調子が良ければ勝てるし、高設定でも調子が悪ければ負ける。引き際さえ間違わなければな」
相手はパチスロという機械なのに、人間で使う調子という言葉を使っていた。
正直な感想、「勝ってるやつだけど、調子はオカルトじゃねえか?」と思った。
何故ならパチスロは完全確率を謳っているからだ。
いつ、なんどき、どんな時であっても、レバーを一回叩けば、プログラム通りの確率の抽選を行う。
そんな前提があるからだ。
このため、「機械に調子を求めるというのはなんだかおかしくないか?」
当時はそう思っていた。
しかしIT屋に身を置くことになってからは、この友人の言葉は非常に現実味を帯びることになる。
機械にも調子がある
なんだかんだ、機械も人間とそんなに変わらない。
日々、調子は変わるのだ。
簡単な機械で例えると、パソコンがいい例だ。
パソコンを使っていて、動作が遅くなったりした経験はなかろうか?
正に調子が悪い状態だ。
そういった時は、人間と同じように休ませることで元の調子がいい状態に戻ることが多い。
パソコンを再起動したり、シャットダウンしてから時間を置いて起動してみたりね。
これはパチスロにおいても同じことが言えるだろう。
パソコンと同じ機械なので、調子が良い日、悪い日が出てくるのは当然とも言えるのだ。
しかし日常生活においては、機械の調子が悪くなれば、電源を落としてみたり、再起動してみたりすることで改善が図れる。
しかしパチスロは違う。
朝から晩まで電源が落とされることはないため、動きっぱなし。
それに、見た目上調子がいいのか悪いのかなんて全く分からない。
データカウンターを見れば分かるかもしれないが、現実問題完全確率であれば、これも全く参考にならない。
が、ここでパソコンの調子が悪い時の例に戻ってみよう。
パソコンの調子が悪い時は、視覚的に動きが遅くなったりすることが多い。
人間がそれを判別できるからこそ、調子の良い時に戻そうと再起動やシャットダウンを試す。
しかし、パチスロはそうではない。
視覚的に動作が遅くなることなんてほぼないだろう。
というか私自身もほとんど見たことがない。
これはどういうことだろうか…?
実はここに大きなヒントが隠されていたのだ。
調子が悪い時は小役以外無抽選なんじゃないか説
IT屋として、一日10時間以上稼働&毎日稼働&長い機種だと6年稼働というのは、機械の負担が相当デカい。
パソコンを普通に使っていても、1日1回くらいは調子が悪い時があったりするし、スマホにおいてもそういう現象が発生したりする。
パチスロ台に比べれば、あまり使っていないはずなのにである。
ならば何故、パチスロはそういった現象が起こらないのか?
ここである仮設を立ててみた。
「調子が悪い時は小役以外無抽選説」だ。
あくまで自分の予想だが、処理が一時的に遅くなるようなことが発生した場合、別のプログラムに切り替えているのではないかと思う。
例えば、メインプログラムで乱数抽選をしていたけど、一時的に処理が遅くなり、結果が出ていない状態としよう。
しかしパチスロの性質上動きを止めることはできない。
遅くとも、リールのウェイトである4.1秒までには結果を打ち手に見せなければいけない。
なので、別のプログラムである、サブプログラムを変わりに動かしておいて、メインプログラムの復旧を待つ。
この場合、サブプログラムはあくまでサブなので、小役以外は抽選していない。
メインプログラムが復旧したらメインプログラムでまた乱数抽選をする。
要は、メインプログラムの復旧に時間がかかればかかる程、大当たりが出ずハマりが発生するのではないかと予想した。
完全確率と言えど、抽選するプログラムの処理に時間がかかってしまっていれば、抽選自体が行えない。
なので、小役以外無抽選のサブプログラムを動かしておくことで、動作だけはするようにする。
何故、サブプログラムで小役以外無抽選なのかと言うと、メインプログラムの復旧を早めるために、処理の思い大当たりを出すと、余計に処理が重くなり悪い意味でのフリーズになりかねないからだ。
パソコンと同じで、動きが遅いときに、別のソフトを起動させたりすると更に処理が重くなるといった現象がパチスロでも起こるという考えの元だ。
この考えなら辻褄も合うし、パチスロ動きを止めることなく打ち手が遊戯できる。
営業時間中の設定変更やリセットが原則認められていないため、途中でフリーズして遊技続行不可とならないためにも、この処理を入れておくことで解決してしまう。
休憩したり、人が変わったりすると出るというのもこれなら納得。
何故なら、仮に調子が悪い状態で台が空いていた場合、メインプログラムの処理が復旧し、正常な抽選が行われるようになる可能性があるからだ。
…と、IT屋は推測してみた。
なんで理不尽なハマりが存在するのかと思ってたけど、調子が悪い時に小役以外無抽選のプログラムに切り替わっていたのなら割と納得。
といっても、プログラム中身を見ないと分からないし、この予想自体間違っているかもしれない。
でも割といい線いってるのではないだろうか…
まとめ
結果としては、内部的な処理が重くなった時に別の小役以外無抽選プログラムが処理をするから、理不尽なハマりが存在するのだと思う。
「なんだか調子が悪そうだなぁ」
台の調子が悪ければ、休ませるのも手だと思う。
再起動はできないが、時間を置くことで動きも元通りになるケースもあるため、休ませるのも一つの手だと思う。
人が変わらず、一人で2000回とかハマる人なんかは、台の調子が悪いまま打ち続け、結局処理がずっと思い状態だったから起こった現象とも言える。
調子が悪そうな時程、自分も台も休んでリフレッシュして打つと、良いことがあるのかもしれない。